THE WORK
支援内容
- 関わった方
- 製造業の経営企画・経理部門
- 業務の場面
- 原価会議の前の要因確認と、会議での判断
BACKGROUND
ご相談の背景
自動車部品メーカーでは、見積時の原価の前提となる諸元表、品番別の原価計算、生産実績、損益表が別々の資料で管理されていました。諸元は紙やPDFで保管され、品番も設計の段階ごとに派生して対応が取れない状態でした。経営層の「なぜ」に会議の場で答えられず、次回の報告に持ち越すことが続いていました。
APPROACH
着眼点
経営層が判断する場面と、そのとき見たい数字を先に定め、必要なデータだけを集める順序にしました。原価は原単位とレートに分解し、諸元と実績の差がどちらに起因するかを切り分ける構成としました。画面は自社のBIツールで素早く試作して検証し、お客様の標準であるdbtとBIツールに移す進め方を取りました。
OUTPUT
実施内容
諸元表、品番別原価、工場ごとの生産実績、配賦比率など10種類のデータをライン・品番・年月で結合する加工処理を作成しました。画面には全体、ライン別、品番別の差と、レート・原単位の内訳を並べ、差の要因を単価か使用量かまで切り分けられるようにしました。Excelに残っていた計算式は1項目ずつSQLに書き起こし、定義の一覧と説明資料、Q&A集を添えて納品しました。
CHANGE
成果
諸元と実績の差を会議の前に確認し、要因を品番と工程までたどって打ち手を議論する土台が整いました。月次の更新は既存のSnowflake基盤で2つの手順で回せる形になり、AI活用に向けた段階的な構成案も提示しました。